Q. デジタル終活の始め方(生前にやっておく5つのこと)
デジタル終活で生前にやっておきたいことは、①パスワード管理の整理 ②Apple・Googleの引き継ぎ設定 ③大切な会話・写真のバックアップ ④サブスクの棚卸し ⑤家族との情報共有、の5つです。
デジタル終活とは?
「デジタル終活」とは、スマホやパソコン、SNS、サブスクリプションなど、生前に利用しているデジタル関連の情報を整理し、万一の際に家族が困らないよう備えておく取り組みのことです。これまでの記事で紹介してきたとおり、多くのサービスは「本人が生きているうちの設定」があるかどうかで、家族の負担が大きく変わってきます。
ここでは、特に始めやすい5つのことを整理しました。
①パスワード管理はどう整理する?
パスワードそのものをノートに書き残すのはおすすめできません。 紛失・盗難のリスクがあるためです。代わりに、パスワード管理アプリ(パスワードマネージャー)を導入し、「どのアプリを使っているか」「マスターパスワードの保管場所」だけを家族と共有しておく方法が現実的です。
②Apple・Googleの引き継ぎ設定はどうする?
これまでの記事で紹介した、Appleの「デジタル遺産プログラム」やGoogleの「アカウント無効化管理ツール」は、いずれも生前の数分の設定で完了します。特に写真・メール等の大切なデータが多い方は、優先して設定しておくことをおすすめします。
③大切な会話・写真はどうバックアップする?
LINEのトーク履歴のように、遺族が事後的に閲覧できない仕組みのサービスもあります。特に残しておきたい会話や写真は、生前のうちにテキスト書き出しや外部保存でバックアップしておくと安心です。
④サブスクの棚卸しはどうする?
契約しているサブスクリプション(動画・音楽・電子書籍等)を一覧にまとめておくと、万一の際に家族が明細を一件ずつ洗い出す手間を減らせます。
- サービス名
- 契約している決済方法(カード名の下4桁程度で十分です)
- 年額・月額の目安
⑤家族とどう情報共有しておく?
最後に大切なのは、ここまでの内容を「家族の誰かが知っている」状態にしておくことです。パスワードの中身を書き残す必要はありませんが、「どのサービスに、どんな備えをしているか」を一言伝えておくだけでも、いざという時の負担は大きく変わります。
エンディングノート等を使う場合は、パスワード本体ではなく「パスワード管理アプリを使っている」「Appleのデジタル遺産プログラムを設定済み」といった情報の在りか(ヒント)だけを記載するようにしましょう。
つまずいたら
- 手続き先が複数にまたがっていて、何から手をつければよいか分からない
- 相続が絡んでいて、法的な判断が必要かもしれない
- 手続きの期限が近く、自分だけで進めるのが不安
よくある質問
- Q. デジタル終活とは何ですか?
- デジタル終活とは、スマホやパソコン、SNS、サブスクリプションなど、生前に利用しているデジタル関連の情報を整理し、万一の際に家族が困らないよう備えておく取り組みのことです。パスワードそのものを書き残すのではなく、保管場所や設定を整えておくことが中心になります。